なかなか見られないTSUTAYA DISCASです。それでもやめられないのは、たまにこうやっていろいろな作品の芸術性に触れられるからです。自分の世界が少しでも広がるのは嬉しいです。(単に元を取るまでやめられないと、ケチな気持ちが働くからだけかもしれませんが(^^;)
「ブーリン家の姉妹」はエリザベス1世を産んだ母の時代のお話。王位を継がせるのに男児が望まれていることからくる悲劇というか、振り回される女性たちの人生に哀しさを感じました。
王の寵愛も出世も望んでなかった妹メアリーが男児を産んだのに、姉のアンの嫉妬と復習で子供と共に城を後にします。でも血のつながりは強し。姉を救うために城に戻るメアリー。ヘンリー王に「世継ぎの男児を産んで差し上げます」と宣言したアンでしたが、生まれた子は女の子。その子が、後にエリザベス1世になるのです。
王を巧みに操って、王妃を離縁させ、そのためにローマカトリックと絶縁、英国国教会を設立させたアン。自ら王妃となって権力を握ったと思った時にはもうすでに歯車は狂い始めていました。
才知あふれ美しい華ある姉は絞首台に消え、姉の陰に目立たぬ存在だったメアリーが、アン亡きあと子供たちを育てていくのです。どちらが賢明な人生を歩んだか・・・ 続きを読む
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